はじめに
こんにちは、おさるこです。
自分の生きづらさを感じているHSP気質のママさんは、
いざ働きたいと思ったときに一歩踏み出すことが怖かったり、
自信を持てずに踏み出せずに悩んでいたりする人も多いのではないでしょうか。
筆者も引っ越し等で仕事をやめ、そこからまた働き始めるのはとても勇気がいることでした。
そこでHSP気質の私が仕事を選ぶ際意識した点を5つ紹介します。
HSPとは何か?
そもそもHSPとは何か簡単に紹介します
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、感受性が高い人のことを指します。日常生活の中で、他の人よりも細かいことに気づきやすい特性を持っています。これは、音や光、人間関係の微妙な変化など、さまざまな要素に対して敏感であることを意味します。
繊細さん、と呼ばれることもあります。
仲がいい人ママ友と話していても帰ると疲れたと感じる人や、
子どもの嬉しい・悲しい・怒りなどの感情に同調してしまいやすい人はHSP気質のママと言えるでしょう。
HSPママの弱みと強みは?
HSPママにはいろいろな不安が付きまとい、自分の弱みばかりに思考が囚われ
強みに気づけない人も多いのではないでしょうか。
実はそんなことはありません。
HSPママには弱みもあるけれど、強みもあります。
HSPママの弱み
HSP気質の私が仕事や子育てをしていて弱みと思っていることを紹介します。
HSPママは、感受性が高いため、周囲の環境や人々の感情に敏感に反応しやすいです。
そのため、子どもが泣く、機嫌が悪くなるなど、負の感情に同調してしまい疲れてしまいます。
周囲のママが夫などの愚痴大会が耳に入ってきたとき、嫌な感情や空気が流れてきて
気分が沈み笑えなくなってしまうことも。
また、仕事でもイライラしている人が近くにいたら、その人がイライラしないように
立ち振る舞わないといけないとそわそわしてしまいます。
しかし、これらは「弱み」ではなく、とらえ方により「強み」に変えることができます。言い換えてしまえば、周囲の細かい感情を察知し、深い共感を示すことがでるということです。
HSPママの強み
HSPママの「弱み」でもお話しした通り、「弱み」は「強み」に変えることができます。
HSPママは敏感な神経の持ち主です。そのため、お仕事を頑張っており
子どもと接する時間が少なくなったとしても
子どもの変化に気づけるHSPママは多いのではないでしょうか。
さらに、HSPのママは、人々や環境に対する深い共感力を持っています。
そのため場の空気を読むのがうまい人が多いため、
・子どものして欲しい気持ちに寄り添える
・仕事でも、相手のやりたいことをくみ取ってフォローすることができる
など、強みになる力を持っています。
4HSPママの子育てと仕事両立のためのポイント5つ
自分の経験を踏まえ、子育てと仕事両立のためのポイントを5つ紹介します。
自分の特性・性格を理解する
HSP気質ママさんは、どこかで“生きづらさ”を感じている人も多いのではないでしょうか。
その中で自分の特性や性格を知っておくことは仕事選びの重要なポイントとなります。
HSPは4つのタイプに分類されます。
- 内向型(非HSS型)HSP (HSP): 人との交流よりも一人の時間を好み、刺激に対してはネガティブに反応します。物事を深く考え、安全を確認してから行動します。
- 外向型(非HSS型)HSP (HSE): 人との交流を好みますが、刺激に対してはネガティブに反応します。他人に気を遣い、共感力が高いです。
- 刺激追求型内向型HSP (HSS型HSP): 新しいことや冒険を好みますが、一人の時間を必要とします。衝動的に行動することがあります。
- 刺激追求型外向型HSP (HSS型HSE): 新しいことや冒険を好み、人との交流も好むタイプです。リーダーシップを取ることがあります。
※参考
筆者は非HSS型HSP。刺激を求めないタイプのオーソドックスなHSPで、繊細で内気、人間関係に大きなストレスを感じやすいタイプです。
HSP気質のママさんは何が自分にとってのストレスになるか知り、対処するためにも
自分の特性、性格を理解しておくとよいかと思います。
HSPの性格や特性をふまえた仕事選びをする
筆者は出産後、パート探しの際、看護師として復帰してみたい思いがあったので、
看護師という職種の中で、自分の性格的に“どんな環境なら働けられるか”を
意識してお仕事を探しました。
非HSS型HSPは繊細で内気、人間関係に大きなストレスを感じやすいタイプと言われています。
また、好奇心はあまり高くないため、リスクを取る行動は好まず、
石橋を叩いて渡る傾向にあるようです。
自分の性格を踏まえた仕事選びをすることで、長く続けられる職場を見つけることができます。
面接で自分の中でゆずれないモノを明確にしておく
今の職場に転職する前は、専業主婦を5年近くやって久々の社会復帰。
とにかく面接で緊張しすぎて、聞かれたことに応えるだけで終わってしまい、
入職した後、後悔する点がいくつかありました。
現在の職場の面接を受けた際は、前回の失敗をふまえ、事前に気になる点について聞き出しました。
筆者は人間関係にストレスを感じやすいタイプなので、
人間関係と職場の雰囲気だけは押さえておきたく、
働いている人達の雰囲気を聞き、そのうえで見学もさせてもらいました。
聞く勇気は必要になりますが、自分の中でストレスになってしまう原因があるかないかを事前に聞いておくことで入職後の自分の思い描いていたものとのギャップが少なく、続けることができています。
自分のペースを大切にできる環境を選ぶ
自分自身のペースを理解し、それに合わせて仕事を選ぶことが大切です。
無理に他人のペースに合わせるとストレスが溜まりやすくなります。
そのため自分のペースと家族のペースを把握するようにしました。
夫や子供が帰ってくる時間によっては
ご飯を食べる時間やお風呂の時間が変わることがあるかと思います。
事前に把握しておくことによって
一日のスケジュールを組むことができるので、自分のペースを守ることができます。
自分が一日にどれくらいの時間働けるか、どの時間帯に働くのが最適かなど、自分のリズムを理解しておくと自分のペースが乱されず、心に余裕ができます。
面接でも自分の働ける時間は絶対に譲れませんでしたし、実際の残業の有無もききました。
自分自身を大切にする
HSPの方は、自分自身の心と体の健康を大切にしながら、仕事選びをすることが大切です。自分自身を過度に追い詰めることなく、バランスを保ちながら仕事を選ぶことが重要です。
自分の体調や心の状態を常にチェックし、必要なら周りへの相談を行い、
休息を取ることも忘れないようにしましょう。
まとめ
HSPママの仕事選びのコツ5選として、
HSP気質の私が仕事を選ぶ際意識した点を5つ紹介させてもらいました。
1.自分の特性・性格を理解する
2.HSPの性格や特性をふまえた仕事選びをする
3.面接で自分の中でゆずれないモノを明確にしておく
4.自分のペースを大切できる環境を選ぶ
5. 自分自身を大切にする
この5つをふまえ仕事選びをしたことで、今は無理なく働けています。
仕事選びに悩むHSPママさんの参考になりますように。
ありがとうございました。
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